秋場所やっと観た
土曜はだいたい頭痛で寝てて、昨日は山梨へ葡萄を買いに行き帰りに車酔いしてそれっきり、今日も昼まで寝まくっていたのに同僚から「初回に4点取られたけど大逆転」とカープメールをもらったので起きてちょっと観戦、その後相撲という流れで、やっと秋場所をまともに観ることが出来ました。母が24日の国技館へ向けて、魁皇弁当はもう無いからどうしよう、十両でも高見盛弁当あるのかしらとウキウキです。
毎年のことですが、行った葡萄園は奥屋敷葡萄園です。買ってきたのは、アウトレットのゴルビーと、甲州とビーナスです。ゴルビーは旬が終わりなのでちょっとカビっぽい感じがしますが、甘くて美味しい。私の彼氏はゴルバチョフだと大喜びでした。
日馬富士は巧い。場所前の色々だと、今日の日馬富士-鶴竜はかなり盛り上がるはずの一番なのですが、お互いに4勝4敗ではまったく期待が持てない取組でした。しかしながら、立ち会いのぶちかまし、まわしの取り方、足の掛け方、体重の寄せ方、お互いに技量を感じる良い相撲でした。あっさりと、日馬富士が勝ったようにみえますがね。
白鵬もそうですが、当たった後の対処と言うか、自分の形へすぐ持って行く、体を少し離すとか上手を取るとかもろ差しになるとか頭をつけるとか、その動きが日馬富士は本当に早くていい。ただ、そこが上手くいかないと大抵の場合に体力負けしてわりと簡単に土俵を割ってしまうのが残念です。白鵬は体が大きいぶん、一気に寄られたりしないのですが、日馬富士は軽いので吊られたりするとおしまいですね。でも今日は相手も大きくない鶴竜だからか、なんというか美しい取組でした。
白鵬も万全ですね。当たってすぐまわしを引いて素早い寄り。お手本通りという感じです。
あと、豊真将も良い相撲でした。彼は立ち居振る舞い全部が文句無しなので、それだけにもっと勝ってくれよと思います。豊真将はちょっと真面目すぎると言うか律儀すぎるというか、柔らかい雰囲気が無いのですが、魁皇の引退後いかにも「おすもうさん」的なのは豊真将かなーと思います。
それにしても、日本人大関の候補として人気と期待が半端無いはずの稀勢の里は、今日も相変わらず悪役のような顔立ちでした。もっと強気で攻めて欲しいなあ。今日の把瑠都戦は、土俵際まで追いつめておきながら、把瑠都は腰が立っていたのにどうにも攻めきれず、逆に寄り切られてしまいました。正当派の相撲が好きなひとには嫌がられるかもしれませんが、私は土俵際まで追いつめたら、足をかけたり出し投げっぽく揺さぶったりして土俵を割らせるのもありだと思っているので、もう少しずるい相撲でも良いと思うのです。
そうそう、魁皇の引退相撲は来年、平成24年5月27日です。お忘れなく! 特に私!
まだ事務局も立ち上がってないとのことですが、魁皇の公式サイトも出来たことですし、要チェックですよ。うふふ。
琴ノ若の引退相撲のときと同じく、正面枡席を狙っております。うふふ。