割引美人

妄想と事実を区別せず遠慮なく垂れ流し

MacでNTSF

2011.11.06 Sunday[19:17] 実験 - -

 先日、母のためにEee PC 1015PXを購入しました。今までのDellがだいぶくたびれて来ていて、どうせメールと検索とちょっとしたお買い物しかしないのだから、思い切ってネットブックにしてみました。まあ、3年くらいはそこそこ使えるんじゃないの? という感じです。DVDのドライブがありませんが、DVDはこれまたちょっと古い iMac (たぶんこれ http://support.apple.com/kb/SP35?viewlocale=ja_JP の20インチ)で観れば良いじゃん、という話になっています。このiMacは普段は弟が使っていて、普通に現役です。
 とりあえず、メール等の設定とお気に入りの移植だけしました。データは今後は外付けのハードディスクを使用します。2Tの買いましたよ。HD-LEM2.0TU2です。MacBookProと1015PXとiMacとで使うなら、ネットワーク対応のものを買って、自宅内でクラウドのように使えれば良かったのだけれども、高いんだもの。無理。地道に毎回繋げば良いという結論に達しました。パソコンだっていちいち電源入れるんだもの、携帯やら何やらも使うならばネットワーク対応でないとイライラすると思いますが。
 HD-LEM2.0TU2は見事にMacでは添付ソフトウェアがまったく使えないのですが、必要無いから別に良い。ただ、Win7ではNTFSが良いんだけれども、Macからは読み出ししか出来ないという問題が出てきました。
 しかし、Mac OS X Snow Leopardではディフォルトではオフになっている機能をオンにすることでNTSFのHDDも読み書き可能だと分かりました。そこで、Snow Leopard 標準機能で、NTFSフォーマットのボリュームを読み書き可能にする方法を参考に、私のMacBookProをいじくって設定しました。

 参考にした記事の、元の記事Guide: Enable native NTFS Read/Write in Snow Leopard : MacRumors Forumsから以下に引用しておきます。それと、私があれ? となったあたりをちょこちょこ。そのうち私がまた似たようなことをやろうとして同じところで同じように引っかかるのが予想出来るので。

I am sure many of you heard that Snow Leopard was supposed to have native read/write for NTFS partitions. Apple supported NTFS R/W in older SL builds but I guess decided to not to go with it for some reason, however support is still present.
For this, you need to modify your /etc/fstab file to mount NTFS partitions for read and write.

First, uninstall NTFS-3G/Paragon if installed.
Open Terminal.app (/Applications/Utilities/Terminal)
Type "diskutil info /Volumes/volume_name" and copy the Volume UUID (bunch of numbers).
Backup /etc/fstab if you have it, shouldn't be there in a default install.
Type "sudo nano /etc/fstab".
Type in "UUID=paste_the_uuid_here none ntfs rw" or "LABEL=volume_name none ntfs rw" (if you don't have UUID for the disk).
Repeat for other NTFS partitions.
Save the file (ctrl-x then y) and restart your system.

After reboot, NTFS partitions should natively have read and write support.
This works in both 32 and 64-bit kernels. Support is quite good and fast, it even recognizes file attributes such as hidden files.

http://forums.macrumors.com/showthread.php?t=785376

 NTFS-3GもParagonもそもそもインストールしていないからここはスルー。で、ターミナルを久々に開いたのだけど、ターミナルはどこだっけと情けないことを思いました。アプリケーションのユーティリティの中です。はい。書いてあるじゃんね。volume_nameはそのまんまではなく、適宜自分のMacに合わせて名前を入力。それを、内蔵HDDの名前でやったらちゃんとVolume UUIDが出て来たのだけれども、外付けのHDDでやったらVolume UUIDが出て来なくて、ここでうわーうわーうわーとなりました。
 しかしながら、ここは無いなら無いで良いみたいです。これねー、絶対書き方親切じゃないですよ。無い場合もあるよ、無くても平気だしって書いておいてくれれば良いのに。要するに、このUUIDは、読み書き可能にしたいボリュームの、名前というか識別番号なわけで、この作業はボリュームを指定して、このボリュームは読み書き可能にしたいんだよ! というのを主張するのが目的ですから、番号だろうと自分で付けた名前だろうと、ボリュームを特定出来ればそれで構わないわけです。っていうのを理解するまで時間がかかった。馬鹿だから。
 それよりも、ディフォルトでは「/etc/fstab」というファイルが存在しないので、作らなければいけないところの、パスワードの入力で躓きました。ターミナルに、「sudo nano /etc/fstab」と入力すると、パスワードの入力が求められます。パスワードは、管理者としてのパスワードです。このパスワードは、入力してもカーソルがちらとも動きません。私はターミナルはずいぶん触っていなかったので、パスワードは入力しても表示されない(****とかにもならない)のをすっかり忘れていて、おおいに慌てました。え、キーボード壊れた? とか。ますます馬鹿です。
 で、3回間違えると「sudo nano /etc/fstab」を入力する前の状態に戻されます。はあ。そんでダメ元でコピペしてみたらちゃんとコピペできたの、「sudo nano /etc/fstab」って。なんだよもう、真面目にtypeしてたぞ……本当に馬鹿だ……
 パスワードは表示されない! です。パスワードがきちんと認識されると画面が変わるので、「UUID=最初に調べたVolume UUIDの値 半角スペース none ntfs rw」と入力。私の場合はVolume UUID が無かったので、「LABEL=HDDに付けた名前 半角スペース none ntfs rw」としました。この、rwってのが、readとwriteなんだろうなあ。unixやってると普通のことのようですが、ちっともさっぱりです。control + xで保存、そして再起動。
 ドキドキで「情報を見る」で確認したところ、読み書き可能になっていました。ふぅ、と大満足したので、データの移行はまだ全然やっていません。

 解決していない問題は古いほうのiMacですが、これはHDDを3つに分けて、1つは新しいEee PC 1015PXの起動ディスクやらバックアップだのの専用にし、2つめはNTFSでフォーマットしてMacと私の古いDellからのデータ、それから母の古いDellからのデータ置き場、残りはFAT32でフォーマットしてiMac用のスペースにすることで凌ごうと思います。
 ん? 最初からMac用は全部FAT32で良いじゃねーかって? Boot CampしてもXPなんだしって? まあそれはそうなんだけど、時代はNTFSだから良いのよ。でも、今回試した方法は、実はMacOS X Lion では使えないらしい。良く知らないけど。Mac OS X LionからNTFSでフォーマットされた外付けHDDに無料で書き込めるようにする方法を参照するとどうやらそんな感じ。
 Lionにする予定はまったくありませんが、結局そのうちドライバを入れるということになるのではないかと思います。

 Winのパソコンを新しくしたことによる大きな懸念は、我が家にあるカードリーダが、Win7 sterterでちゃんと働いてくれるかどうかです。これはまだ試していません。年内には試して、確定申告に備えなければ。Boot CampはXPなので、Win7で出来なければBoot CampのXP頼みです。結局一度挫折したBoot Campなのかあああああああ……

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